レボリュー、今期経常を9％上方修正

　ＲＥＶＯＬＵＴＩＯＮ <8894> [東証２] が9月9日大引け後(16:00)に決算を発表。21年10月期第3四半期累計(20年11月-21年7月)の連結経常損益は2億3900万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2億2500万円の黒字→2億4500万円の黒字(前期は3700万円の赤字)に8.9％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3500万円の黒字→5500万円の黒字(前年同期は1700万円の赤字)に57.1％増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結経常損益は4900万円の黒字(前年同期は500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.7％→13.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、仕入れた競売物件の一部が来期の売上になる見込みとなったことから前回発表予想を下回る見込みとなりました。営業利益については、利益率の高い投資事業が順調に推移したことから増益となり、前回予想を上回る見込みとなりました。経常利益については、業務受託費用が想定を上回ったものの、前述の通り営業利益が増益となったことから前回予想を上回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、固定資産売却益の計上により前回予想を上回る見込みとなりました。（業績見通しに関する留意事項）(1) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。(2) 修正後の業績予想の1株当たり当期純利益の計算においては、2021年３月29日にＡ種種類株式の普通株式を対価とする取得請求権が行使されたことに伴い増加した発行済株式数を考慮して算定しております。