ギフト、今期経常を31％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ギフト <9279> が9月8日昼(11:30)に業績修正を発表。21年10月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→14.8億円(前期は5.1億円)に31.0％上方修正し、増益率が2.2倍→2.9倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→9.2億円(前年同期は1.9億円)に60.7％増額し、増益率が3.0倍→4.8倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　現下の緊急事態措置対象自治体ならびに、まん延防止等重点措置対象自治体からの営業時間短縮要請に応じたことにより順調に回復を図ってきた売上も足踏みせざるを得ない状況に至っております。ただし、当該売上の回復基調の停滞は、あくまでも営業時間短縮の影響によるものであり、商品品質、店舗オペレーション、及び物流の改善を徹底することにより、当第３四半期連結累計期間においては、事業回復及び収益性の向上に一定程度の手ごたえを感じることができました。また、国内の直営店及びプロデュース店における新規出店を減速させることなく積極的に取り組むことにより、増収増益（大幅営業増益）を達成いたしました。加えて、営業時間短縮に伴う時短協力金、雇用調整助成金等を収受できることにより、経常利益並びに親会社株主に帰属する当期純利益については、第３四半期時点で通期連結業績予想数値を大きく上回ることとなりました。　このことから、2020年12月15日に公表いたしました2021年10月期通期（2020年11月１日～2021年10月31日）の連結業績予想を修正いたします。