NY株式市場(2日)米国10年債利回りは1.3%を下回るー明日の雇用統計に注目
2日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反発して取引が始まりそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、34万件と市場予想(34.5万件)を下回ったことから、雇用環境の改善期待は根強くなりそうだ。米国10年債利回りが1.3%割れ水準で落ち着いていることも支援材料として意識されよう。
ただ、取引時間中にはアトランタ連銀総裁やサンフランシスコ連銀総裁が相次いでイベントに参加することから、ヘッドラインベースで金融政策に関するコメントには注意が必要なほか、3日に注目されている雇用統計の発表を控えて売り買いともに持ち高を大きく傾けにくい相場環境が継続しそうなことから、ダウ平均は、朝方の売買をこなした後はもみ合いへと切り替わることも想定しておきたい一日となる。
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