ETF売買動向＝31日前引け、ＭＸ全世界株、野村外国株式が新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.6％増の1127億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.9％増の923億円だった。

　個別ではＳＭＤＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数 <1398> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、スマートＥＳＧ３０総合（ネットリターン） <2071> など33銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではマザーズ・コア上場投信 <1563> が3.71％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が3.42％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が53円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金382億3500万円となり東証全銘柄で4位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均451億2300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が189億800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が132億7800万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が100億6300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が44億5900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億4300万円の売買代金となった。

株探ニュース