ビックカメラが5日ぶり反落、国内大手証券は「2」に引き下げ◇
ビックカメラ<3048.T>が5日ぶりに反落。SMBC日興証券は25日、同社株の投資評価を「1」から「2」に引き下げた。目標株価は2000円から1100円に見直した。同社は駅前立地に強いビックカメラ(単体)、ロードサイド型のコジマ<7513.T>、携帯販売会社のラネット、中古販売のソフマップ、日本BS放送<9414.T>で構成されている。新型コロナウイル感染拡大によってコジマは巣ごもり需要で業績を拡大したが、ビック単体は駅前の人流減少、インバウンド需要のはく落で業績が落ち込んだ。この結果、20年8月期営業利益はビック+コジマ体制後、最も低い利益水準となった。21年8月期営業利益は191億円(会社計画177億円)と上振れを予想しているが、給付金特需の反動や、足もとの巣ごもり・テレワーク需要の一巡による短期的な弱含みが想定され、22年8月期の同利益も191億円と成長は一服するとみている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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