新日本建が3日続伸、冨士工を子会社化し22年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/08/19 09:30
新日本建が3日続伸、冨士工を子会社化し22年3月期業績予想を上方修正  新日本建設<1879.T>が3日続伸している。18日の取引終了後、首都圏を中心に総合建設業を営む冨士工(東京都中央区)の全株式を10月1日付で取得し、子会社化すると発表したことが好感されている。

 今回の子会社化は、顧客基盤の拡大・強化や建設事業における事業規模と地域の拡大、非住宅分野の取り組み強化及び土木工事などの新たな収益機会の確保を図るのが狙い。また、開発事業における自社プロジェクトの施工能力拡大など、新日本建設グループのブランド力強化で高いシナジー発揮を目指すという。取得価額は150億円。

 同時に、冨士工の子会社化に伴う上乗せやのれん償却などに伴い、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1200億円(前期比17.9%増)へ、営業利益を143億円から148億円(同6.4%増)へ、純利益を100億円から103億円(同7.0%増)へ上方修正しており、これも好材料視されている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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