マザーズ先物見通し:続落、遠隔医療が下支え、昨年8月以来の安値水準

配信元:フィスコ
投稿:2021/08/18 08:21
本日のマザーズ先物は続落が予想される。17日の米国株式市場は、7月小売売上高が予想以上に落ち込んだため、寄り付き後、下落。ダウは史上最高値付近からの利益確定売りに加えて、国内の新型コロナ感染による入院患者の急増を警戒した売りも根強く、下げ幅を拡大。FRBによる早期緩和縮小観測も売り材料となり、ダウ、ナスダックは終日軟調に推移。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションは小幅上昇したものの、米国市場が下落した流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。国内では厚労省が新型コロナ自宅療養者の電話・オンライン診察の診療報酬を2倍超えに引き上げると日本経済新聞が報じている。この報道によりJMDC<4483>など遠隔医療関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、昨年8月以来の安値水準、ボリンジャーバンドでは-2σを下に抜けており、割安感の高まりが期待される。本日の上値のメドは1058.0pt、下値のメドは970.0ptとする。 <FA>
配信元: フィスコ

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