午前:債券サマリー 先物は反落、米金利の上昇が影響

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/08/13 12:15
 13日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。12日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響し、円債も売りが優勢だった。

 前日に発表された米7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことを受けて、NYダウが上昇した一方で、米債相場が下落。これを受けた東京市場でも安全資産とされる債券は軟調にスタートした。朝方の売りが一巡したあとはやや下げ渋る動きとなったが、この日は流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)が実施されるとあって戻りが鈍かった。
 
 午前11時の先物9月限の終値は前日比3銭安の152円17銭となった。現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ