アルプス技、上期経常は一転8％増益で上振れ着地

　アルプス技研 <4641> が8月10日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比8.2％増の23.1億円に伸び、従来の8.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の44億円に対する進捗率は52.6％に達し、5年平均の44.4％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.1％減の20.8億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.7％増の11.1億円となったが、売上営業利益率は前年同期の8.6％→8.2％に悪化した。

株探ニュース