エアーテック、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額

　日本エアーテック <6291> が8月10日大引け後(15:25)に業績・配当修正を発表。21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の16.5億円→17.6億円(前期は15.6億円)に6.7％上方修正し、増益率が5.6％増→12.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→36円(前期は33円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期は、新型コロナ感染症対策製品の売上が想定以上に伸長しました。また、半導体・電子分野は堅調に推移し、バイオロジカル分野も製薬会社の設備投資に伴い堅調に推移しました。　一方、第３四半期以降の病院、福祉施設等への感染症対策各種補助金交付の動向は不透明であり、売上・利益への影響は当初の想定から変更せず保守的に業績予想を算定しております。　 なお、配当予想につきましては、当期の業績見通し等を総合的に勘案した結果、前回予想の普通配当25円から11円増額し、36円に上方修正いたします。(注)上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報を基に作成したものであり、実際の業績は様々な事情により異なる場合が有ります。