佐藤渡辺、上期経常を一転15％増益に上方修正・最高益更新へ

　佐藤渡辺 <1807> [ＪＱ] が8月5日大引け後(16:30)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の4.7億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の2.2億円→8.1億円(前年同期は7億円)に3.7倍上方修正し、一転して14.6％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の同利益を従来予想の20.5億円(前期は28.9億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.1％→6.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）個別業績予想　売上高につきましては、工事の施工が期初想定よりも進捗していることから前回予想を上回る見込みであります。損益につきましては、工事部門における売上高の増加に加え、一部繰越の大型工事の採算性が向上したことから、営業利益、経常利益および四半期純利益は予想を上回る見込みであります。（２）連結業績予想　主に上記の個別業績予想の修正により、連結業績予想を修正するものであります。　なお、2022年３月通期の連結業績予想および個別業績予想につきましては、現在までは順調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の収束見通しが立たず、今後の受注環境や製品等販売部門の主要材料であるアスファルト価格の高騰など、事業活動に与える影響が不透明な状況であることから、前回の予想から変更はございません。　今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示してまいります。