東陽テク、10-6月期(3Q累計)経常が56％増益で着地・4-6月期は黒字浮上

　東陽テクニカ <8151> が8月5日大引け後(16:30)に決算を発表。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の連結経常利益は前年同期比55.9％増の18.8億円に拡大し、通期計画の22億円に対する進捗率は85.5％に達したものの、5年平均の100.5％を下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-9月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比31.1％増の3.2億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常損益は1.7億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-7.3％→1.5％に急改善した。

株探ニュース