三菱ケミHDは年初来高値更新、ケミカルズの市況好調で第2四半期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/08/04 14:59
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>は年初来高値更新。午後1時45分ごろ、第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想について、売上高を1兆7740億円から1兆8600億円(前年同期比23.6%増)へ、営業利益を1005億円から1470億円(前年同期281億2600万円の赤字)へ、純利益を440億円から790億円(同496億8700万円の赤字)へ上方修正しており、これが好感されている。

 第1四半期(4~6月)において、機能商品の一部製品の需要が強含みで需給バランスのタイト化が見られたほか、ケミカルズなどで市況が想定を上回って推移していることが要因。同時に発表した第1四半期決算は、売上高9282億6400万円(前年同期比28.4%増)、営業利益870億2200万円(同3.7倍)、純利益499億2700万円(同9.7倍)だった。

 なお、22年3月期通期業績予想は、売上高3兆6600億円(前期比12.4%増)、営業利益2160億円(同4.5倍)、最終損益970億円の黒字(前期75億5700万円の赤字)の従来見通しを据え置いた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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