原毛から紡績・縫製までのサプライチェーン全体をコナカが長年にわたりマネジメント~ 養蜂により緑化を促進する環境負荷の少ない牧羊を評価 ~
株式会社コナカ(神奈川県横浜市、代表取締役社長CEO:湖中謙介)が、SPA(製造小売)システムの中核的業務として2012年から継続的に取り組んできた「コナカ×ニュージーランドプロジェクト」。その原毛生産を担うのは、ニュージーランド南島に位置する当社の指定牧場、カールズバーン・ステーション(牧場主:トニー・クラーク氏)ですが、この度、同牧場が、地元セントラル・オタゴの知事より、「サステナブル・ウール」の認定証を授与されました。
■牧羊と養蜂によりカーボンニュートラルを目指す
親日家のトニー・クラーク氏(琉球空手5段で道場も主宰)が経営するカールズバーン・ステーションは、面積が東京都江東区にも匹敵する広大なウール牧場です。
気候の変化に富み、降水量も多い山岳地帯で育つニュージーランドの羊は、その環境から体を守るための細くて強い毛で覆われていますが、ウール生産のための牧羊においても、起伏に富んだ地形を利用し、羊の移動を活発におこなうことで、健やかな成長を促し、上質な羊毛を生み出すこととなります。
加えてクラーク氏は、長年牧場緑化のための研究も重ねてきましたが、牧場で養蜂も行うことにより、その周囲にまで広く飛翔する蜂が、蜜を集める過程で地域一帯の植物の受粉を促進させること、ひいてはそれが、羊の餌となる芝を再生させるだけでなく、地元全体の緑化にも貢献することを実証しつつあります。
「サステナブル・ウール」の認定証は、同氏とカールズバーン・ステーションの上記のような取組が評価された結果、授与されることとなりました。
■クラーク氏とコナカとの出会い
『すべては品質から。』をスローガンとするコナカでは、高品質なウールの安定的な調達と、それによる持続性のある商品開発、更には、トレーサビリティの明確なサプライチェーンの構築を早くから志向してきましたが、2012年に「コナカ×ニュージーランドプロジェクト」を立ち上げ、パートナーの探索と調査を専門家に依頼しました。
その結果、最有力候補となったのがカールズバーン・ステーションでしたが、同牧場の真ん中で行われた覚書の調印式は、地元の各メディアに大きく取り上げられることとなりました。
また、コナカ社員のニュージーランド研修に際しては、副首相や第一次産業大臣が会場に臨席される栄誉にも浴しました。コロナ禍等により同研修は中止していますが、ニュージーランド・ウールに関する社内の恒例行事には、国内のプロジェクト関係者のほか、クラーク氏(“トニーさん”)のオンライン参加も続いています。
■原毛から紡績・縫製まで
カールズバーン・ステーションから生み出されるウールは、コナカが販売するウール製品の約20%に用いられており、スーツやコートの累計販売数は45万着を超えていますが、そのサプライチェーンは次の通りです。
1. 原毛は、他の貨物との混載はしない専用コンテナにより、中国の黄石にある、当社指定の紡績工場に運ばれます。
2. 同工場において、染色・紡績・製織・整理といった各工程を経て生地が完成しますが、最終工程ではコナカ自身が据え付けた複数種類の高性能機械により、仕上げが行われています。
3. 縫製は、『紳士服コナカ』、『紳士服フタタ』、『SUIT SELECT』、『DIFFERENCE』の各ブランドによって、それぞれ異なる工場で行われていますが、例えば『DIFFERENCE』では、日本国内のオーダー専用工場において、お客様のご要望通りに仕立てられます。
以上のように、地球にも人にも羊にも優しい環境から生み出された最高品質のウールは、商品としてお客様にお届けするまでの全工程を、株式会社コナカがSPA企業として、大切にコントロールしています。
今後も株式会社コナカでは、カールズバーン・ステーションをはじめ様々な事業パートナーと協働することにより、気候変動に配慮し、環境負荷の少ない持続可能な衣類の研究・開発と生産に、真摯に取り組んでまいります。
株式会社コナカでは、お客様の利便性と接客サービスの向上により、さらにショッピングを楽しんでいただけるよう今後も取り組んでまいります。
株式会社コナカ(神奈川県横浜市、代表取締役社長CEO:湖中謙介)が、SPA(製造小売)システムの中核的業務として2012年から継続的に取り組んできた「コナカ×ニュージーランドプロジェクト」。その原毛生産を担うのは、ニュージーランド南島に位置する当社の指定牧場、カールズバーン・ステーション(牧場主:トニー・クラーク氏)ですが、この度、同牧場が、地元セントラル・オタゴの知事より、「サステナブル・ウール」の認定証を授与されました。
■牧羊と養蜂によりカーボンニュートラルを目指す
親日家のトニー・クラーク氏(琉球空手5段で道場も主宰)が経営するカールズバーン・ステーションは、面積が東京都江東区にも匹敵する広大なウール牧場です。
気候の変化に富み、降水量も多い山岳地帯で育つニュージーランドの羊は、その環境から体を守るための細くて強い毛で覆われていますが、ウール生産のための牧羊においても、起伏に富んだ地形を利用し、羊の移動を活発におこなうことで、健やかな成長を促し、上質な羊毛を生み出すこととなります。
加えてクラーク氏は、長年牧場緑化のための研究も重ねてきましたが、牧場で養蜂も行うことにより、その周囲にまで広く飛翔する蜂が、蜜を集める過程で地域一帯の植物の受粉を促進させること、ひいてはそれが、羊の餌となる芝を再生させるだけでなく、地元全体の緑化にも貢献することを実証しつつあります。
「サステナブル・ウール」の認定証は、同氏とカールズバーン・ステーションの上記のような取組が評価された結果、授与されることとなりました。
■クラーク氏とコナカとの出会い
『すべては品質から。』をスローガンとするコナカでは、高品質なウールの安定的な調達と、それによる持続性のある商品開発、更には、トレーサビリティの明確なサプライチェーンの構築を早くから志向してきましたが、2012年に「コナカ×ニュージーランドプロジェクト」を立ち上げ、パートナーの探索と調査を専門家に依頼しました。
その結果、最有力候補となったのがカールズバーン・ステーションでしたが、同牧場の真ん中で行われた覚書の調印式は、地元の各メディアに大きく取り上げられることとなりました。
また、コナカ社員のニュージーランド研修に際しては、副首相や第一次産業大臣が会場に臨席される栄誉にも浴しました。コロナ禍等により同研修は中止していますが、ニュージーランド・ウールに関する社内の恒例行事には、国内のプロジェクト関係者のほか、クラーク氏(“トニーさん”)のオンライン参加も続いています。
■原毛から紡績・縫製まで
カールズバーン・ステーションから生み出されるウールは、コナカが販売するウール製品の約20%に用いられており、スーツやコートの累計販売数は45万着を超えていますが、そのサプライチェーンは次の通りです。
1. 原毛は、他の貨物との混載はしない専用コンテナにより、中国の黄石にある、当社指定の紡績工場に運ばれます。
2. 同工場において、染色・紡績・製織・整理といった各工程を経て生地が完成しますが、最終工程ではコナカ自身が据え付けた複数種類の高性能機械により、仕上げが行われています。
3. 縫製は、『紳士服コナカ』、『紳士服フタタ』、『SUIT SELECT』、『DIFFERENCE』の各ブランドによって、それぞれ異なる工場で行われていますが、例えば『DIFFERENCE』では、日本国内のオーダー専用工場において、お客様のご要望通りに仕立てられます。
以上のように、地球にも人にも羊にも優しい環境から生み出された最高品質のウールは、商品としてお客様にお届けするまでの全工程を、株式会社コナカがSPA企業として、大切にコントロールしています。
今後も株式会社コナカでは、カールズバーン・ステーションをはじめ様々な事業パートナーと協働することにより、気候変動に配慮し、環境負荷の少ない持続可能な衣類の研究・開発と生産に、真摯に取り組んでまいります。
株式会社コナカでは、お客様の利便性と接客サービスの向上により、さらにショッピングを楽しんでいただけるよう今後も取り組んでまいります。
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