JR西日本、今期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/07/30 15:00
 JR西日本 <9021> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は320億円の赤字(前年同期は767億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の30億円の黒字→990億円の赤字(前期は2331億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-51.1%→-24.5%に急改善した。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年4月30日に開示いたしました通期業績予想発表時点においては、新型コロナウイルス感染症の収束時期が不透明であるものの、一定の前提を置いて収益の回復を見込み、更なる経費節減を行うことを前提として業績予想を算定しておりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化に伴い、運輸収入の大幅な減少を見込まざるを得ないことを踏まえ、通期の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも期首の想定を下回る見通しとなりましたので、今回、業績予想を下方修正することといたしました。 なお、新型コロナウイルス感染症影響からの回復局面への移行時期については、ワクチン接種の進捗状況等によるところが大きく未だ不透明であり、一定の幅が想定されることから、レンジ形式により開示することといたしました。(注)上記の業績予想は、現時点で合理的であると思われる一定の前提に基づいており、変動する可能性があります。
配信元: 株探

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