日本株の決算発表が本格化してきました。
決算自体は総じて好調で、なかには想定以上の好決算を発表した会社もあるのですが、好決算にもかかわらず株価が急落した銘柄も多々あります。それらの銘柄の特長として挙げられるのが、
「すでにある程度人気化し注目度が高い会社」です。
例えば<4751>サイバーエージェントはゲーム事業で業績を大きく上方修正したにもかかわらず、翌日株価が10%以上下がる場面があったように、すでにある程度人気化し注目度が高い会社が好決算を発表しても
「材料出尽くしで売られる」というケースが良くみられます。
相場全体の地合いがよければ好決算を発表した銘柄が翌日ストップ高をつけるということもあるのですが、今の相場ではその逆に動いており、相場全体の地合いがかなりよくない状況だと思われます。
7月第3週の投資主体者別売買動向をみても海外投資家が6509億円の売り越しとなっているように、コロナの感染拡大が嫌気され当面上値の重い展開となりそうです。こういった出来高の乏しい時期は株価が急落することも多いので注意しておきましょう。
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