<動意株・28日>(前引け)=菱製鋼、東京産業、ACCESS
三菱製鋼<5632.T>=3連騰で新値街道突入。自動車向けなどを中心に特殊鋼やバネを生産しており、世界的な自動車販売の好調で収益環境は良好だ。21年3月期は営業損益が49億4300万円の赤字だったが、22年3月期は30億円の黒字に転じる見通し。トップラインの伸びが顕著で利益を押し上げる。PER5倍台、PBR0.4倍台と株価指標面で超割安圏にあることで、水準訂正期待が大きい。
東京産業<8070.T>=急動意。三菱系の機械商社で、太陽光発電やバイオマス発電など再生可能エネルギー分野への注力を標榜していることで、国策を追い風とする脱炭素関連の有力株として頭角を現している。2023年3月期を最終年度とする中期経営計画(連結)では、営業利益段階で37億円(21年3月期実績19億4100万円)を掲げており、テーマ性だけではなく株価指標面でも時価予想PER9倍台、PBR0.7倍前後は割安感が際立っている。
ACCESS<4813.T>=大幅反発。同社はIoTデバイスの開発やクラウドを活用した法人向けIoTソリューションなどを展開し、現在は電子書籍プラットフォームが収益の主軸を担っている。そうしたなか、27日取引終了後にNTT<9432.T> と同社が推進する「IOWN 構想の実現」を目的として両社が業務提携で合意したことが発表され、今後の業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。IOWNは光技術を使う通信網で、この活用を念頭に置いた提携となる。ACCESSにとっては通信メガキャリアとの連携で業績飛躍のチャンスとなる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
東京産業<8070.T>=急動意。三菱系の機械商社で、太陽光発電やバイオマス発電など再生可能エネルギー分野への注力を標榜していることで、国策を追い風とする脱炭素関連の有力株として頭角を現している。2023年3月期を最終年度とする中期経営計画(連結)では、営業利益段階で37億円(21年3月期実績19億4100万円)を掲げており、テーマ性だけではなく株価指標面でも時価予想PER9倍台、PBR0.7倍前後は割安感が際立っている。
ACCESS<4813.T>=大幅反発。同社はIoTデバイスの開発やクラウドを活用した法人向けIoTソリューションなどを展開し、現在は電子書籍プラットフォームが収益の主軸を担っている。そうしたなか、27日取引終了後にNTT<9432.T> と同社が推進する「IOWN 構想の実現」を目的として両社が業務提携で合意したことが発表され、今後の業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。IOWNは光技術を使う通信網で、この活用を念頭に置いた提携となる。ACCESSにとっては通信メガキャリアとの連携で業績飛躍のチャンスとなる。
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出所:MINKABU PRESS
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