シックHDが4連騰、子会社譲渡で21年9月期の最終利益予想を大幅上方修正◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/07/28 09:28
 シック・ホールディングス<7365.T>が4連騰で年初来高値を連日更新している。27日の取引終了後、21年9月期の連結最終利益を従来予想の4億4600万円から16億4600万円へ上方修正すると発表。2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなり、これが好材料視されている。

 同社は連結子会社のアクトコールとTSUNAGUを株式交換によって、ジャパンベストレスキューシステム<2453.T>へ譲渡することを決定した。これに伴い、算定した株式価値をベースとした試算において約18億円の特別利益が発生するとともに、法人税調整額を約6億円計上する見込みとなったことが上振れの要因になる。同社は株式交換を通じて、高い収益性と成長力を持つ決済ソリューション事業に経営資源を集中させるとともに、JBRとは株式交換に伴う資本業務提携によって協業を進める方針だ。なお、JBRの株価も大幅高となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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