テスラは値下げ以上に利益率が改善 株価は利益確定売りに押される=米国株個別
テスラが前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。電気自動車に対する強い需要に支えられ、利益率も改善した。半導体不足や港湾の混雑といった問題に見舞われたものの、「モデルY」「モデル3」とも販売が伸び、営業利益は4倍増加した。利益率は温暖化ガス排出枠(クレジット)の販売を除いたベースで25.8%と、前四半期の22%から上昇した。
今回の決算は、今年の納車が、同社の長期見通しである50%成長を超える可能性を示唆。同社はオースティン、テキサス、ベルリンに新工場を建設するなど、販売網を3つの大陸に拡大している。複数年に渡って納車が50%増加するという見通しを確認。その上で、数年後にはより成長が加速する可能性もある。
カークホーンCFOは「自動車事業の粗利益率は10ポイント近く上昇し、モデル3投入以来最高に達した。テスラが値下げ以上に製造コストを低減させたことで可能になった」と説明した。
なお、同社のマスクCEOはオンライン会見で、今後は四半期ごとの会見に必ずしも出席しない考えを明らかにした。CEOは「年次株主総会は行うが、私が話す必要がある本当に重要なことがない限り、決算発表時のオンライン会見には今後は出ない可能性が高い」と述べた。ユーチューバーとのインタビューは行うかとの質問には、「インタビューに応じればその日は限られた時間しかなくなり、他の仕事ができなくなる」と語った。
株価は寄り付きは上昇して始まったものの買い一巡後は、全体相場の流れから利益確定売りに押されている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.45ドル(予想:0.97ドル)
・売上高:119.6億ドル(予想:113.6億ドル)
・FCF:6.19億ドル(予想:-3.19億ドル)
・設備投資:15.1億ドル(予想:11.9億ドル)
(NY時間09:53)
テスラ<TSLA> 648.38(-9.24 -1.41%)
今回の決算は、今年の納車が、同社の長期見通しである50%成長を超える可能性を示唆。同社はオースティン、テキサス、ベルリンに新工場を建設するなど、販売網を3つの大陸に拡大している。複数年に渡って納車が50%増加するという見通しを確認。その上で、数年後にはより成長が加速する可能性もある。
カークホーンCFOは「自動車事業の粗利益率は10ポイント近く上昇し、モデル3投入以来最高に達した。テスラが値下げ以上に製造コストを低減させたことで可能になった」と説明した。
なお、同社のマスクCEOはオンライン会見で、今後は四半期ごとの会見に必ずしも出席しない考えを明らかにした。CEOは「年次株主総会は行うが、私が話す必要がある本当に重要なことがない限り、決算発表時のオンライン会見には今後は出ない可能性が高い」と述べた。ユーチューバーとのインタビューは行うかとの質問には、「インタビューに応じればその日は限られた時間しかなくなり、他の仕事ができなくなる」と語った。
株価は寄り付きは上昇して始まったものの買い一巡後は、全体相場の流れから利益確定売りに押されている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.45ドル(予想:0.97ドル)
・売上高:119.6億ドル(予想:113.6億ドル)
・FCF:6.19億ドル(予想:-3.19億ドル)
・設備投資:15.1億ドル(予想:11.9億ドル)
(NY時間09:53)
テスラ<TSLA> 648.38(-9.24 -1.41%)
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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