<動意株・26日>(前引け)=アートSHD、東京製鉄、プロルート
アートスパークホールディングス<3663.T>=上昇加速で新高値。デジタル機器向けソフト開発を主力展開し、グラフィック分野のクリエーター向けイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」が絶好調で業績を牽引している。世界で1000万人以上が利用するとされる同ソフトは、昨年来出荷本数がうなぎ上りの状態で、サブスクリプションモデルをスタートさせたこともあって収益を押し上げる成長ドライバーとして期待が大きい。また、UI(ユーザーインターフェース)開発ソリューションを提供し、自動運転関連分野でも存在感を示す。株式需給面では株式分割による個人投資家の参戦が顕著なうえ、外資経由の貸株調達による空売りの買い戻しなども反映され、踏み上げ相場的な色を強めている。
東京製鐵<5423.T>=急伸。前週21日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について売上高を2210億円から2440億円(前期比72.5%増)へ、営業利益を120億円から220億円(同5.5倍)へ大幅上方修正しており、これを好感した買いが入っている。海外マーケットにおいて鉄鋼需要の急回復により需給が引き締まった状況が続く見通しにあるほか、国内においても建設工事や民間設備投資の持ち直しなどを受けて需要が堅調に推移する見込み。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高530億7100万円(前年同期比45.9%増)、営業利益37億1500万円(同14.8%増)だった。
プロルート丸光<8256.T>=大幅続伸。急勾配の5日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる動きを継続している。総合衣料品の問屋大手で日用雑貨も手掛ける。衣料品は婦人層向けに軸足を置き積極展開を図っている。そうしたなか、多角化も推進しており、前週21日取引終了後に高精度の血液検査デバイスの開発などを手掛けるマイクロブラッドサイエンスの簡易株式交付による子会社化が成立したことを発表した。業容拡大に向けた期待が高まったほか、同日に、このマイクロブラッドサイエンスが、新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株に関する個別契約締結協議及び日本展開専属チーム発足に関してもリリースを出しており、これが株価を強く刺激する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
東京製鐵<5423.T>=急伸。前週21日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について売上高を2210億円から2440億円(前期比72.5%増)へ、営業利益を120億円から220億円(同5.5倍)へ大幅上方修正しており、これを好感した買いが入っている。海外マーケットにおいて鉄鋼需要の急回復により需給が引き締まった状況が続く見通しにあるほか、国内においても建設工事や民間設備投資の持ち直しなどを受けて需要が堅調に推移する見込み。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高530億7100万円(前年同期比45.9%増)、営業利益37億1500万円(同14.8%増)だった。
プロルート丸光<8256.T>=大幅続伸。急勾配の5日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる動きを継続している。総合衣料品の問屋大手で日用雑貨も手掛ける。衣料品は婦人層向けに軸足を置き積極展開を図っている。そうしたなか、多角化も推進しており、前週21日取引終了後に高精度の血液検査デバイスの開発などを手掛けるマイクロブラッドサイエンスの簡易株式交付による子会社化が成立したことを発表した。業容拡大に向けた期待が高まったほか、同日に、このマイクロブラッドサイエンスが、新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株に関する個別契約締結協議及び日本展開専属チーム発足に関してもリリースを出しており、これが株価を強く刺激する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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