◆ すぐさま“巻き戻し” - 110円手前
「世界的なコロナ感染拡大(デルタ株)」を背景に台頭した“リスク回避姿勢”でしたが、すぐさま昨日は“巻き戻し”へと転じました。
“株高(NYダウは549ドル高)”“債券安(米10年債利回りは1.12%台→1.22%台と急上昇)”を見せる中、ドル円は“109.957円”への切り返しを見せています。
◆ 株式は「日経平均」、為替では「大台」がポイント
4連休を控えるスケジュール感を考えれば、株式では「日経平均がどこまで戻せるか?」がポイントと見られます。
ただ為替に関しては、「大台(110円)を巡る攻防戦」と見るのが自然であり、妥当といえます。
前記“109.957円”で昨日高値を食い止めたことで、同水準には「かなりのドル売りオーダー」が並んでいると見られます。
特に“50日移動平均線(本日は109.958円)”も推移していますので、心理的のみならず、テクニカル的な要所にも当たります。
突破できれば“7/16高値(110.337円)”を経て、“7/14高値(110.696円)”への一段高が期待されるものの、そうでなければ“反落”してもおかしくない分水嶺…。
◆ 「大きくは崩れない」が基本だが…?
すでに“100日移動平均線(109.493円)”“日足・一目均衡表先行スパン上限(109.795円)”を回復してきていますので、「大きく崩れることはない」とは考えますが、慎重にことの成り行きを見極めたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.696(7/14高値、7/2~7/19の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:110.433(20日移動平均線)
上値3:110.359(日足・一目均衡表基準線、7/14~7/19の76.4%戻し、7/2~7/19の50%戻し、7/16高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.110(週足・一目均衡表転換線、7/19高値、ピボット1stレジスタンス、7/14~7/19の61.8%戻し、7/2~7/19の38.2%戻し)
上値1:109.958(50日移動平均線、7/20高値、-1σ、大台)
前営業日終値:109.853(日足・一目均衡表転換線)
下値1:109.745(7/19~7/20の23.6%押し、日足・一目均衡表先行スパン上限、月足・一目均衡表先行スパン下限)
下値2:109.600(20週移動平均線、7/19~7/20の38.2%押し)
下値3:109.493(100日/100月移動平均線、7/19~7/20の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:109.329(7/20安値、7/19~7/20の61.8%押し、-2σ)
下値5:109.036(5/27安値、4/23~7/2の61.8%押し、50月移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット2ndサポート、大台)
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