NY株式市場(15日)パウエルFRB議長の議会証言が続くーNY連銀製造業景気指数は予想を上回る
15日のニューヨーク株式市場でダウ平均は軟調な取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、寄り付き間もなく始まるパウエルFRB議長の議会証言を睨みながら取引が始まることから、積極的な買いは手控えられそうだ。
取引開始前に発表された7月のニューヨーク連銀製造業景気指数は43と予想予想(18.0)を大きく上回る内容となった。一方で週間ベースの新規失業保険申請件数は36万件と市場予想(35万件)を上回ったほか、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は21.9と市場予想(28.0)を大きく下回るなどマクロ指標はまちまちで、景気回復期待を後押しする内容に乏しかったことも相場の下押し要因として意識されそうだ。
ただ、米国10年債利回りは1.3%台前半まで低下していることは相場の下支え要因となりそうなことから、ダウ平均は深押しを回避できよう。パウエルFRB議長も前日の発言を踏襲すれば、早期のテーパリング開始への警戒感は高まらなそうなことから、相場全体、底固さが試されそうな1日となる。
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