NY株式市場(13日)ゴールドマン・サックス決算はアナリスト予想を上回るーJPモルガンチェースは時間外で軟調に推移
13日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、主力3株価指数が連日で過去最高値を更新した反動から利益確定売りが先行しそうなほか、取引開始前に発表された消費者物価指数は、前年同月比で+5.4%と2008年8月以来の高水準になると共に先月=5月の+5.0%を上回ったことから、インフレ懸念が高まりFRBが早期にテーパリングを開始するのではないかとの警戒感が再び強まりそうだ。
本格化している主力企業の決算発表では、取引開始前にゴールドマン・サックスが発表した4-6月期決算は好調だったことから時間外取引で堅調に推移している一方で同じく取引開始前にJPモルガン・チェースが発表した4-6月期決算は低調だったことから個別の業績動向に応じた個別選別物色が商いの中心となりそうだ。
引き続き、14日にパウエルFRB議長の議会証言が予定されていることから、相場全体、買い見送りムードが強まりやすい相場環境が継続しそうな1日になる。
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