マザーズ先物見通し：反発、医療データの下支えで5日線回復が争点

本日のマザーズ先物は反発が予想される。2日の米国市場は、6月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことが好感され、寄り付き後、上昇。過度の賃金インフレの高進も見られず、労働市場の過熱が示されなかったためFRBが当分緩和策を維持するとの見解がさらに相場を押し上げ、引けにかけては上げ幅を拡大した。金利の低下でハイテク株も上昇しナスダックも最高値更新した。本日のマザーズ先物は、米ナスダックが最高値を更新し、ナイトセッションが小幅高となった流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。医療情報のクラウド化に関する記事を日本経済新聞が報じており、JMDC<4483>など医療データ関連銘柄が注目され相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、下は25日線の1162.0pt、上は5日線である1187.4ptを回復できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1210.0pt、下値のメドは1162.0ptとする。

＜FA＞