NY株式市場(2日)FRBによる早期テーパリング観測は高まらずか⁈ー米国10年債利回りは1.43%付近まで急低下
2日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引スタートとなりそうだ。
取引開始前に発表された6月の雇用統計で非農業部門雇用者数は、前月比で85万人増と市場予想(71.1万人増)を大きく上回る強い内容となりました。ただ、同時に発表された失業率は5.7%から5.9%へと悪化した結果、注目されていた米国10年債利回りは1.43%付近まで急低下したことから、ハイテク株には物色の矛先が向かいそう。ナスダック総合株価指数は、連日で過去最高値を試す展開となりそうだ。
ダウ平均は、雇用統計の発表を通過したタイミングでFRBによる早期のテーパリング観測が高まっていないことから、終値ベースの過去最高値(3万4777ドル)を強く意識した寄り付きとなろう。
ただ、ニューヨーク株式市場は、朝方の買いが一巡した後、戻り売り圧力の高まりから相場の上値は抑えられよう。7月5日は独立記念日の振替休日でニューヨーク株式市場が休場となることから、3連休を前にポジション調整売りも出やすい相場環境となりそうな1日となる。
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