オプトエレ、今期経常を2.3倍上方修正

配信元:株探
投稿:2021/06/24 15:00
 オプトエレクトロニクス <6664> [JQ] が6月24日大引け後(15:00)に決算を発表。21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常損益は7億2800万円の黒字(前年同期は3億0200万円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の4億1300万円の黒字→9億4400万円の黒字(前期は3億5600万円の赤字)に2.3倍上方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益は2億1600万円の黒字(前年同期は5400万円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常損益は4億6800万円の黒字(前年同期は4700万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.4%→20.9%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年11月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響等から特に欧州・アジア他においては、非常に厳しい状況となる見込みでありましたが、当第2四半期連結累計期間において売上及び利益が当初の想定を上回ることとなりました。また、米国にて2次元ハンディスキャナ「L-22X」が新型コロナウイルス感染症の検査装置の付属機器として採用された案件についても、前回の予想時点から追加の受注があり売上増となりました。なお、当該案件は一過性の特需案件であり、当第2四半期をもって終了いたしました。あわせて、2021年第3四半期までに決着する見込みであった訴訟手続きが和解により第1四半期に終了となり、訴訟費用等の負担が軽減されました。以上を勘案し、当社グループの通期業績見通しを精査した結果、売上及び各段階の利益において前回の予想を上回る見込みとなったことから、上記のとおり通期連結業績予想を修正することとなりました。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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