稀元素が全般下げ相場に逆行し上場来高値、排ガス触媒好調で業績回復が鮮明に
第一稀元素化学工業<4082.T>は日経平均が400円近い下げをみせるなかで異彩の上昇をみせている。8%高の1932円まで上値を伸ばし、今月7日につけた上場来高値を更新、青空圏に再突入した。電材向けジルコニウム化合物を製造、自動車排ガス触媒材で群を抜くシェアを誇る。脱炭素関連のテーマにも乗る銘柄でここ注目を集めているが、足もと自動車排ガス触媒が好調で業績回復色が強まっていることが投資資金の流入を加速させている。22年3月期は営業利益段階で前期比1.5倍となる30億円を見込み、2円増配も計画している。
出所:MINKABU PRESS
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