以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年6月7日14時に執筆
ここ一年で「鬼滅の刃」という言葉を何回聞いたかわかりません。コロナ禍で沈んだ気持ちをアニメやマンガに救われたという人も多いでしょう。日本のアニメは今や日本だけでなく、ネットフリックスなどを通じて世界中で親しまれています。あたくしも先日ご逝去された三浦健太郎先生の「ベルセルク」を改めて読み直す今日この頃です。ご冥福をお祈りいたします。
改めまして、株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本のマンガが海外に広がっていけば、電子コミック市場の拡大は日本のコンテンツを更に普及させる足掛かりとなるでしょうな。中国録音録画・デジタル出版協会によると、中国の電子書籍市場は2020年時点でおよそ6000億円にまで拡大しました。これは前年比20%近い成長率で、中国でも日本のマンガを読める機会が増えると思われます。
もちろん日本の電子書籍市場も好調で、(公)全国出版協会・出版科学研究所によると2020年の日本の電子書籍市場は前年比で28%増となり、中でも電子コミックは前年比31.9%増という驚異的な数字です。また電子書籍市場3931億円(2020年)のうち、電子コミックが占める割合は87.0%という圧倒的な占有率を誇っており、日本人は本当にマンガが好きなんだなぁ…と認識させられますな。
「鬼滅の刃」のような大ヒットコンテンツが生まれれば、マンガだけでなくアニメ・映画・関連グッズまでの波及効果が見込めます。それまでサブカルに興味が無かった客層でも、電子コミックで手軽に試し読みをしてみようと思ったが最後、どっぷりハマってしまうなんて事も珍しくないですからねぇ。市場拡大が続く電子コミック関連は要チェックですな。
21年3月期を2桁増益で着地したKADOKAWA<9468>は、電子書籍・電子雑誌事業が3Qに引き続き、4Qにおいても売上高が過去最高となりました。同社は動画配信サービス「ニコニコ」やゲーム事業も展開しており、事業間のシナジー効果にも注目したいところです。
続いて、電子コミック最大手であるインフォコム<4348>もピックアップしてみましたよ。三菱UFJモルガン・スタンレーがレーティングを「Overweight」として目標株価を6700円に設定すると、窓を開けて動意しました。10期連続で過去最高益を更新した同社は、22年3月期も最高益を更新予想で業績も盤石ですな。
こちらも過去最高益の更新を見込むイーブックイニシアティブジャパン<3658> は、「LINEマンガ」の運営企業と業務提携の発表後に窓を開け急動意しました。一気に年初来高値を更新しており、トレンドが変わるか監視を強めております。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などの集英社のマンガアプリを提供するLink-U<4446>は、電子コミック関連としてだけでなく、NFT(非代替性トークン)関連など暗号資産分野でも注目される企業です。まだ75日移動平均線が上値抵抗線となっているようですが、超えられるでしょうかねぇ。
ネットコンテンツには広告が付き物ですから、集英社・小学館と共同で「MangaAdPlatform」を提供しているFringe81<6550>もチェックしております。5月にSansanと資本業務提携契約の再締結によって物色されました。
最後は人気漫画作品等のキャラクター版権を多数保有しているフリュー<6238>です。高価格帯ホビー商品が好調で「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などの人気タイトルの版権も保有している模様。アミューズメント施設が通常営業に戻れば、上振れする可能性もありそうです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年6月7日14時に執筆
ここ一年で「鬼滅の刃」という言葉を何回聞いたかわかりません。コロナ禍で沈んだ気持ちをアニメやマンガに救われたという人も多いでしょう。日本のアニメは今や日本だけでなく、ネットフリックスなどを通じて世界中で親しまれています。あたくしも先日ご逝去された三浦健太郎先生の「ベルセルク」を改めて読み直す今日この頃です。ご冥福をお祈りいたします。
改めまして、株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日本のマンガが海外に広がっていけば、電子コミック市場の拡大は日本のコンテンツを更に普及させる足掛かりとなるでしょうな。中国録音録画・デジタル出版協会によると、中国の電子書籍市場は2020年時点でおよそ6000億円にまで拡大しました。これは前年比20%近い成長率で、中国でも日本のマンガを読める機会が増えると思われます。
もちろん日本の電子書籍市場も好調で、(公)全国出版協会・出版科学研究所によると2020年の日本の電子書籍市場は前年比で28%増となり、中でも電子コミックは前年比31.9%増という驚異的な数字です。また電子書籍市場3931億円(2020年)のうち、電子コミックが占める割合は87.0%という圧倒的な占有率を誇っており、日本人は本当にマンガが好きなんだなぁ…と認識させられますな。
「鬼滅の刃」のような大ヒットコンテンツが生まれれば、マンガだけでなくアニメ・映画・関連グッズまでの波及効果が見込めます。それまでサブカルに興味が無かった客層でも、電子コミックで手軽に試し読みをしてみようと思ったが最後、どっぷりハマってしまうなんて事も珍しくないですからねぇ。市場拡大が続く電子コミック関連は要チェックですな。
21年3月期を2桁増益で着地したKADOKAWA<9468>は、電子書籍・電子雑誌事業が3Qに引き続き、4Qにおいても売上高が過去最高となりました。同社は動画配信サービス「ニコニコ」やゲーム事業も展開しており、事業間のシナジー効果にも注目したいところです。
続いて、電子コミック最大手であるインフォコム<4348>もピックアップしてみましたよ。三菱UFJモルガン・スタンレーがレーティングを「Overweight」として目標株価を6700円に設定すると、窓を開けて動意しました。10期連続で過去最高益を更新した同社は、22年3月期も最高益を更新予想で業績も盤石ですな。
こちらも過去最高益の更新を見込むイーブックイニシアティブジャパン<3658> は、「LINEマンガ」の運営企業と業務提携の発表後に窓を開け急動意しました。一気に年初来高値を更新しており、トレンドが変わるか監視を強めております。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」などの集英社のマンガアプリを提供するLink-U<4446>は、電子コミック関連としてだけでなく、NFT(非代替性トークン)関連など暗号資産分野でも注目される企業です。まだ75日移動平均線が上値抵抗線となっているようですが、超えられるでしょうかねぇ。
ネットコンテンツには広告が付き物ですから、集英社・小学館と共同で「MangaAdPlatform」を提供しているFringe81<6550>もチェックしております。5月にSansanと資本業務提携契約の再締結によって物色されました。
最後は人気漫画作品等のキャラクター版権を多数保有しているフリュー<6238>です。高価格帯ホビー商品が好調で「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などの人気タイトルの版権も保有している模様。アミューズメント施設が通常営業に戻れば、上振れする可能性もありそうです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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4348
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6550
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