100万円を株で1000万円にまで育てるにはどうする?

著者:藤村哲也
投稿:2021/06/10 17:49

100万円を株で1000万円にまで育てるにはどうする?

100万円という資金を10倍の1000万円に育てることが出来れば、色々と出来るようになりましょう。

旅行や車などの買いもの、家のローンの返済、引っ越し、子供の教育費への充当、などなど。

資金の制約があって出来なかったことも、色々と可能になりましょう。

そして、更に重要なことは、増やした元手は更なる価値を生んでいき、また増やすことに成功していけば、劇的に変わっていく可能性があることです。

この軌道に乗るには、どうすれば良いでしょう?

非常にハードルが高いと感じられる方もいらっしゃると思いますが、最も重要なことははじめの一歩を踏み出すことではないでしょうか?

3ヶ月で資金を増やすことが出来れば、次のようなペースで資金は増えていきます。

それぞれ、3ヶ月で10%減少、10%増加、30%増加、50%増加のケースです。

3ヶ月後、半年後、9ヶ月後、1年後の評価額推移で10倍になるのにどのくらいかかるかを示したものです。

10%減少コース

1,000,000円
900,000円
810,000円
729,000円
656,100円

いつまでも達成しない

10%増加ペース

1,000,000円
1,100,000円
1,210,000円
1,331,000円
1,464,100円

6年後

30%増加ペース

1,000,000円
1,300,000円
1,690,000円
2,197,000円
2,856,100円

2年3ヶ月

50%増加ペース

1,000,000円
1,500,000円
2,250,000円
3,375,000円
5,062,500円

1年半

最も重要なことは、月を追って、格差がとても開いていく性質ということです。

最初はそれほどの違いがないと感じていても、月日が経つにつれて、とんでもない差となってしまい、とても追いつけなくなってしまうという事実。

これを感じることが大事で、今ご自身がどうゆうペースなのかを把握することが大事です。

当然浮き沈みはありますが、1年を通した場合はどうでしょう?

例えば1年後の2022年6月に10%減少コースであれば、65万円、10%増加ペースであれば146万円と2倍の開きとなり、30%増加ペースで285万円、50%増加ペースで500万円越えです。

まさに雲泥の開きであり、株はとてもやり方によって、格差がつきやすいものなのです。

この格差は銘柄の選定や売買の仕方、ウェイト付け、銘柄入替の巧拙などによってついていきます。

10倍を達成するのに必要な年数も10%減少コースは当然いつまでも達成できませんし、10%増加ペースで6年後、30%増加ペースであれば2年3ヶ月で達成できます。

当然、でこぼこがありましょう。

良い3ヶ月もあれば、悪い3ヶ月もあり、平均して、どのペースで進んでいるのかを把握するかが大事です。

ご自身の過去1年の成果はどうであったでしょうか?

次の3ヶ月後、1年後、どうゆうペースで進めていけるかによって、1年後、2年後に大きな差となってきましょう。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想