フリービット、前期経常を一転48%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2021/06/08 15:00
 フリービット <3843> が6月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年4月期の連結経常利益を従来予想の23億円→36.6億円(前の期は24.8億円)に59.2%上方修正し、一転して47.6%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→16.3億円(前年同期は15.7億円)に6.0倍増額し、一転して3.8%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1) 営業利益 前回発表予想は、予想策定時に新型コロナウイルス感染症の“第3波”が到来していたことに加え、“第4波”の到来も勘案し見積もる形で行いましたが、インターネットインフラカテゴリ(インフラテック、不動産テック)の事業が堅調に推移したことで、業績が上振れる結果となりました。 また、2021年4月期を新中期経営計画「SiLK VISION 2024」(7月公表予定)への戦略的移行期間「トランスフォーメーション・ターム」と位置づけ、当社グループとしてのBCP(事業存続計画)を見直すとともに、中長期的な成長を企図した先行投資を実行し、人材リソースの拡充やNew Normalに対応したオフィス環境の構築、3G、4G時代のLegacy資産の清算、pre 5G(新規事業関連)への投資など、概ね計画通りに行ってまいりましたが、pre 5G関連の投資については、2021年4月期での実施予定であったものの未実施分を含め、2022年4月期にも継続的に投資を行っていくこととしたため、上方修正を行うに至りました。2) 経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益 上記の営業利益の上方修正要因に加え、2021年2月3日の「投資有価証券売却益(営業外収益)の計上に関するお知らせ」で公表した、当社連結子会社であるフリービットインベストメント株式会社が保有していた上場有価証券1銘柄の株式の売却に伴う投資有価証券売却益が115百万円増加したことに伴う営業外収益の増が主な要因であります。
配信元: 株探

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