ハイレックス、今期経常を3％下方修正

　ハイレックスコーポレーション <7279> [東証２] が6月4日大引け後(15:15)に決算を発表。21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の46.7億円に急拡大し、従来予想の36億円を上回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の79億円→77億円(前期は1.8億円)に2.5％下方修正し、増益率が42倍→41倍に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の42億円の黒字→70億円の黒字(前期は35.1億円の赤字)に66.7％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益は30.2億円の黒字(前年同期は14.6億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結経常損益は18.9億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.9％→2.5％に大幅改善した。

株探ニュース