◆ “揺れ動く”も、“膠着”変わらず…
「米10年国債利回り低下」に引っ張られる格好で、昨日もドル円は“伸び悩み”が目立ちました。
一方で“1.585%”へと低下した割に、“下値の堅さ”が散見されたのも事実です。
このため下値は“109.30円水準”そのままに、上値を“109.90円手前”へと伸ばしたものの、“膠着(109円半ば)”から抜け出すには至りませんでした。
なお注目された「米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉」では、『引き続き米経済は堅調』『物価上昇圧力は前回よりさらに拡大』との認識が示されました。
しかしながら“想定通り”ということもあり、“大きな変動”につながることはありませんでした。
◆ 今日も「米10年国債利回り」を見極めながらだが…?
本日も「米ADP雇用統計」「ISM非製造業景況指数」等と注目指標が目白押しですが、マーケットの注目は「米雇用統計」に向かっている印象が否めません。
このため“サプライズ”を伴った結果にでもならない限り、“大きな変動”は期待薄…?
「米10年国債利回り」にしても、“レンジ脱却(1.55-1.65%)”は未知数といわざるを得ないのが実状です。
引き続き「米10年国債利回り動向」を見極めながらにはなりますが、本日も“膠着(109円半ば)”と見るのが妥当かもしれませんね。
もちろん“円売り先行”、少なくとも“円買いは加速せず”との前提は、変わらないと見ますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.197(5/28高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:110.000(+2σ、大台
上値3:109.934(5/31高値)
上値2:109.880(6/2高値、5/28~6/1の61.8%戻し水準、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.707(月足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:109.572(+1σ)
下値1:109.457(6/1~6/2の76.4%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値2:109.326(6/1-2安値、日足・一目均衡表基準線、100月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:109.158(4/23~5/28の38.2%押し、5/25~5/28の61.8%押し、50/20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:109.036(5/27安値、50月移動平均線、ピボット2ndサポート、大台)
下値5:108.881(200週移動平均線)
最新人気記事
-
本格反騰の「時は来た」、半導体復権・大化けへ「超買い場の5銘柄」 ... 09/21 19:30
-
「好配当」が8位、不安定な相場環境で根強い人気<注目テーマ> 09/18 12:20
-
「ゲーム関連」が21位にランクイン、「東京ゲームショウ2024」開... 09/20 12:20
-
三菱UFJなど銀行株は後場上げ幅拡大、日銀政策現状維持も大型株への... 09/20 13:13
-
レーザーテク、ディスコなど半導体製造装置大手が全面蜂起、米半導体株... 09/20 09:05
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 23:30
-
今日 23:01
-
今日 22:57
-
今日 22:39