NY株式市場(1日)ISM製造業景況指数で景況感の良好さを確認か⁈ー米長期金利は強含みで推移
6月相場入りとなる1日のニューヨーク株式市場でダウ平均は4日続伸して取引が始まりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、1日の欧州市場が堅調に推移していることから先週末までの地合いの良さが継続しよう。ダウ平均は寄り付きで終値ベースの過去最高値(3万4777ドル)を試すことになりそう。寄り付きまもなく発表される5月のISM製造業景況感指数(市場予想:60.9)で製造業の景況感の良好さが確認されれば、相場の押し上げ要因となろう。原油先物相場でWTIが68ドル台まで上昇し2018年10月以来の高値圏となっていることもダウ平均の下支えとなりそうだ。
今週のニューヨーク株式市場では、3連休明けのISM製造業景況指数に続いて日のADP雇用レポートや週末の雇用統計など米国景気の先行きを占う上で重要な経済指標の発表が相次ぐことから、週後半にかけて徐々に様子見ムードも広がりやすい相場環境だろう。
主力ハイテク株を巡っては、日本時間1日の夕方にかけて米国10年債利回りなど長期金利が強含みで推移していることから積極的に上値を追うには慎重さが求められそうな一日となる。
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