ヤギ、前期経常を一転1%増益に上方修正、配当も13円増額

配信元:株探
投稿:2021/05/31 16:00
 ヤギ <7460> [東証2] が5月31日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→23.1億円(前の期は22.9億円)に54.5%上方修正し、一転して1.0%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.7億円→12.9億円(前年同期は10.4億円)に2.7倍増額し、一転して23.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→48円(前の期は48円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から徐々に持ち直したかにみえた経済活動も、第2波、第3波と続く出口の見えない感染拡大に振り回され、厳しい経営環境で推移しました。 このような状況の下、特に通販向けでルームウェア・インナーウェアなど巣ごもり需要に呼応した商材が好調であったほか、ワーク系商材や低価格ゾーンの量販店向け商材は堅調に推移しました。 また、消費財としての需要が旺盛なマスク市場に対し、デザイン性と機能性を兼ね備えたマスクや、ナノファイバーを使用した高性能マスクなど、当社グループの総合力を活かした商材を積極的に投入することで、新規販路を拡大し収益を確保することができました。 一方で、本日公表の社内調査委員会の調査報告書に記載の通り、当連結会計年度の決算への影響額も軽微であることが判明し、それを織り込んだ上で、上表の通り2020年11月11日公表の通期連結業績予想を修正いたします。 なお、調査報告書の詳細につきましては、本日公表の「社内調査委員会の調査報告書受領及び決算発表日の決定に関するお知らせ」をご覧ください。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要課題のひとつとして考えており、安定した配当の継続と、経営基盤の強化に必要な内部留保をバランスよく実施していくことを基本方針としております。 したがいまして、上記の業績予想修正を踏まえ、2020年11月11日公表の配当予想を上表の通り修正いたします。 ※上記の業績予想及び配当予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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