NY株式市場(26日)ダウ平均は再び3万4400ドル台を試す展開か⁈−米5年債入札に注目
26日のニューヨーク株式市場でダウ平均はもみ合いスタートとなりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、米国10年債利回りが、1.5%台半ばまで低下傾向が続いていることが相場の下支え要因となろう。ダウ平均は前日の下げ分(81ドル)を取り戻す場面も見られよう。取引時間中には、前日の2年債入札が好調だった米国債入札は、26日に5年債入札を控えている。今回の入札で順調な結果に終われば、一段の金利低下につながる可能性があることから、入札結果を見極める必要もあろう。
ただ、ニューヨーク株式市場では、取引終了後にはエヌビディアの決算内容を確認したいほか、相場の方向性決定付ける積極的な手掛かり材料に乏しい相場環境となりそう。ダウ平均は、先週金曜日や一昨日、さらには前日の日中高値が並んでいる3万4400ドルから3万4500ドル台に接近する局面では、連日で押し戻される展開が続いており上値での戻り売り圧力の強さが強く意識されそうな一日となる。
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