◆ 揺れ動いたものの… - レンジ変わらず
「さらなる米10年国債利回り低下(7日以来の1.554%)」が見られても、“下値の堅さ”が変わることはありませんでした。
一方で「芳しくない米経済指標(新築住宅販売件数は前月比▲5.9%/消費者信頼感指数は同▲0.3ポイント)」「早期テーパリングの否定発言(クラリダFRB副議長等)」もあり、“上値の重さ”が変わることもありませんでした。
こうして“先週末安値割れ(欧州タイム序盤:108.561円)/109円超え(NYタイム序盤:109.062円)”こそ見られたものの、「レンジから抜け出す」に至ることはありませんでした。
◆ やはり「米PCEコア・デフレータ」を見るまでは…?
「テーパリング期待」はさらに後退していますので、“上値の重さ”は継続しそうな印象があります。
一方で「米10年債利回り低下」でも反応しなかった昨日の動きを見る鑑みると、“下値の堅さ”も健在です。
注目の「米PCEコア・デフレータ(28日)」を確認するまでは、やはり「積極的なポジション形成は手控えられる」と見るのが自然といえるかもしれません。
今月7日に記録した“1.46%台”を、「米10年債利回り」が割り込みにでもかからない限りは…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:109.500(5/17高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.330(5/19-20高値、5/13~5/19の61.8%戻し水準、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:109.169(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表転換線、100月移動平均線)
上値2:109.062(5/25高値、50/20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、50月移動平均線、ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:108.881(200週移動平均線)
前営業日終値:108.763
下値1:108.719(-1σ)
下値2:108.552(5/12安値、5/25安値、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値3:108.452(3/31~4/23-5/13の61.8%返し、5/3~5/7-5/13の100%返し、-2σ)
下値4:108.337(5/7安値、5/11安値、4/23~5/13の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:108.044(4/27安値、大台、3/31~4/23-5/13の50%返し、ピボットローブレイクアウト)
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