早いもので来週から6月相場がスタートします。
6月は株価に大きく影響を与える決算発表が終わり、特段大きな材料は乏しい月なのですが、ひとつだけ株式市場にプラスの影響がある出来事があります。
それは・・・ボーナス(賞与)支給です。
6月は一般的な企業のボーナス支給月にあたり、個人投資家のふところが潤う月です。
市場毎の6月の勝率とプロフィットファクターを見ると、
・東証1部 勝率52.6% プロフィットファクター1.28
・東証2部、大証、名証 勝率55.1% プロフィットファクター1.70
・ジャスダック、マザーズ 勝率50.4% プロフィットファクター1.33
と、東証1部よりも東証2部、大証、名証やジャスダック、マザーズのほうが比較的好調な月といえそうです。
ただ今年に関してはコロナの影響もあり、過去の傾向通りにはならないかもしれませんが、新興市場が復活するのであれば6月ではないかと考えています。
これだけ聞くと「6月は新興市場が強いのか!」と思うかもしれませんが注意しておきたいのは7月です。
7月は夏枯れ相場という言葉があるように、7月から12月中旬にかけては全体的に「株価が下がりやすい時期」に入ります。ですので6月は新興市場の株価がピークになりやすい月だというように覚えておけばよいでしょう。
今年に関してはコロナの影響やオリンピック開催?もあるのでイレギュラーな年になるかもしれませんが、例年だと6月から12月中旬までは株価が下がりやすい傾向がみられることは頭に入れておいたほうがよいでしょう。過度に楽観的にならないように注意しておきましょうね。
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