当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社三和(以下、「三和」)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.株式の取得の理由
当社は、未来の社会インフラを創造する企業として、測量・不動産登記に携わるお客様の生産性を向上すべく自社で開発するソフトウェアとサービスを中心に、高精度計測システムを含めて総合的に販売しております。また、高精度計測システムの代表格であるモービルマッピングシステム(MMS)を利用し、三次元計測請負業務や自動車関連産業向けの高精度三次元地図作製請負業務を行うとともに、自動走行技術の社会実用化に向けたシステム構築や実証実験の請負業務も受託しております。
三和は、1969年の創業以来、今日まで測量業一筋で常にお客様の視点に立ち、今何が求められ何が出来るかをいち早く感じ取り、新しい視点に基づく社会資本整備への貢献として、1996年より地理空間情報システムへの取組みを行なってまいりました。さらに、2016年にはMMSを導入し、従来の測量技術に加え新たな技術も取り入れ、川崎市を始めとする自治体や民間企業への技術力をアピールし、社業発展に繋げてまいりました。
これまで、三和は当社の主力製品のWingneoINFINITYの利用ユーザーであり、その利用で業務の生産性向上に繋げてまいりました。また、MMSを活用した事業の一部においては、両社の技術やノウハウ等の資産を活かし連携することで事業推進を行っております。
本件を通じて、三和では、当社の営業力、技術力等の経営資源を活用することにより、既存顧客の深耕や各方面での新規顧客の拡大が期待できます。併せて、当社では、三和の測量分野における知見と技術及びノウハウを人材教育へ活かすことはもとより、開発する製品やサービスに反映することで、よりお客様のニーズに沿ったモノづくりに貢献するものと考えております。三次元計測請負、高精度三次元地図整備請負の業務受託においては、当社と三和の両社のシステムや技術情報を有効に活用することで、品質の高い製品をお客様へ提供することが可能となるほか、売上原価の低減にも繋がるシナジー効果が期待されます。
当社は今後も、未来の社会インフラを創造する企業として、三和を含むグループ各社の企業価値の向上に資するべく、高精度位置情報基盤の技術開発と追求を進め、業容拡大と経営基盤の強化に邁進してまいります。
2.異動する子会社(株式会社三和)の概要
3.株式取得の相手先の概要
4.取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況
5.日 程
6.今後の見通し
本件株式取得により、三和は2022年3月期第3四半期に当社連結子会社になる見通しであります。本件を踏まえた、2022年3月期連結業績予想は、本日2021年5月14日に公表した通りであります。
以 上
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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