東急、前期経常を赤字縮小に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/05/12 17:00
 東急 <9005> が5月12日大引け後(17:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の400億円の赤字→268億円の赤字(前の期は709億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の206億円の赤字→74.4億円の赤字(前年同期は248億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期通期連結業績予想につきましては、2021年2月10日公表の前回予想に比べ、想定以上の需要動向や、費用削減等の変動要素を反映し、業績予想を修正いたします。 ※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。 2021年3月期個別業績において当社が保有する連結子会社の株式について、実質価額が著しく下落したため、計38,064百万円の関係会社株式評価損を特別損失として計上する見込みとなりました。 なお、連結決算において関係会社株式評価損は消去されるため、連結業績に与える影響はありません。 2021年3月期の通期個別業績予想につきましては、関係株式評価損を計上したことや、2019年10月1日付で会社分割の方法により鉄軌道業を東急電鉄株式会社(当社の完全子会社)へ継承したこと等により、前期個別業績から差異が生じる見通しです。 ※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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