ワコールホールディングス <3591> が5月11日大引け後(15:00)に業績修正(米国会計基準)を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の5億円の赤字→70億円の黒字(前の期は34.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、2.0倍増益見通しとなった。ただ、通期の連結営業損益は従来予想の10億円の赤字→11億円の赤字(前の期は66.3億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の22.8億円の赤字→52.1億円の黒字(前年同期は31.9億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高については、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の拡大により、当第4四半期連結会計期間において再び緊急事態宣言が発令され、外出自粛が広がったこと、また海外においても、ロックダウン措置の影響があったことにより、前回予想値を下回る見通しです。 営業利益については、グループ各社で経費削減に努めましたが、感染症の影響を踏まえ、当社子会社のワコールヨーロッパリミテッドおよびその子会社(以下、ワコールヨーロッパ)に関するのれんの減損損失を計上した結果、前回予想値を下回る見通しです。 税引前当期利益については、当社および当社子会社が保有する投資有価証券に関して評価益を計上することにより、前回予想値を大きく上回る見通しとなりました。 なお、2021年3月期通期連結業績については、5月14日に発表の予定です。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の22.8億円の赤字→52.1億円の黒字(前年同期は31.9億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
売上高については、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の拡大により、当第4四半期連結会計期間において再び緊急事態宣言が発令され、外出自粛が広がったこと、また海外においても、ロックダウン措置の影響があったことにより、前回予想値を下回る見通しです。 営業利益については、グループ各社で経費削減に努めましたが、感染症の影響を踏まえ、当社子会社のワコールヨーロッパリミテッドおよびその子会社(以下、ワコールヨーロッパ)に関するのれんの減損損失を計上した結果、前回予想値を下回る見通しです。 税引前当期利益については、当社および当社子会社が保有する投資有価証券に関して評価益を計上することにより、前回予想値を大きく上回る見通しとなりました。 なお、2021年3月期通期連結業績については、5月14日に発表の予定です。
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