寺崎電気、前期経常を一転6％増益に上方修正

　寺崎電気産業 <6637> [ＪＱ] が5月10日大引け後(15:15)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→29.9億円(前の期は28.3億円)に42.4％上方修正し、一転して5.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.3億円→20.2億円(前年同期は20.2億円)に78.3％増額し、減益率が44.0％減→0.1％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結業績において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響がありましたが、売上はほぼ予想通りとなる見込みです。利益面では、経費低減に努めたことに加え、新型コロナウイルス検査関連機器が堅調に推移したこと等により、予想を上回る見込みです。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。