エコナック、非開示だった前期経常は赤字転落へ

　エコナックホールディングス <3521> が5月7日大引け後(16:00)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は連結経常損益が1.8億円の赤字(前の期は3億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．修正の理由　　　2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が当社グループ業績に与える影響を　　見通すことが困難であることから、非開示としておりましたが、現時点で入手可能な情報をもとに公表するものであり　　ます。　　　新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にある中、当社グループは、業績回復に向け取り　　組んでまいりましたが、緊急事態宣言による臨時休業及び東京都からの複数回にわたる営業時間短縮要請に応じ　　たことで、大きな制約の中での営業を実施することとなりました。　　　一方で、役員報酬の減額等、人件費の削減にも取り組みましたが、2021年３月期の業績につきましては、大幅な　　減収減益となる見込みです。２．個別業績における前期実績値との差異が生じた理由　　　当社は、2021年３月期の不動産事業において、連結子会社の株式会社テルマー湯に賃貸している温浴施設の賃　　貸料の改定を行いました。　　　また、東京都港区西麻布に所有するビルのテナント部分の賃料収入のうち一部のテナントにつきまして、緊急事態　　宣言による臨時休業等による影響により、賃料の値下げに応じております。　　　これに伴いまして2021年３月期個別業績の売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益のそれぞれの見通しが　　前期実績を下回る見込みであるため、業績予想値を公表いたします。（注）上記予想は、本資料発表現在において入手可能な情報を前提としております。実際の業績は今後様々な要因に　　よって予想数値と異なる場合があります。