ＫＳＫ、今期経常は8％減益、前期配当増額も今期減配

　ＫＳＫ <9687> [ＪＱ] が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期の連結経常利益は前の期比37.8％増の22.7億円に拡大したが、22年3月期は前期比7.7％減の21億円に減る見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を67円→77円(前の期は55円)に増額し、今期は前期比6円減の71円に減配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比11.3％増の7.4億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の14.1％→13.6％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の利益配分に関する基本方針では、連結業績を基準に配当性向30％を目処に配当を行うこととしております。本日公表いたしました2021年３月期期末決算の業績が、2020年10月30日発表の期末業績予想を上回ったことを勘案し、期末配当について前回予想の67円に対して10円増配の1株当たり77円に修正いたします。なお、この配当は2021年６月29日開催予定の当社株主総会の決議を経て実施いたします。