ＰＣＩＨＤ、上期経常を36％上方修正

　ＰＣＩホールディングス <3918> が4月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益を従来予想の2.9億円→3.9億円(前年同期は4.4億円)に36.2％上方修正し、減益率が34.2％減→10.4％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の9.6億円(前期は8億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年９月期第２四半期連結累計期間の売上高は、特に、ＩｏＴ/ＩｏＥソリューションセグメントにおける通信サービス事業及び半導体関連事業が好調であり、当初予想を上回る見通しとなりました。利益につきましても、利益率の高い通信サービス事業が堅調であったこと並びにコロナ禍の影響等により営業費用が減少したことから当初予想を上回る見通しとなりました。 なお、通期（2020年10月１日～2021年９月30日）連結業績予想につきましては、コロナ禍の影響等により一部グループ会社において業績推移が不透明であること等から、2021年３月23日付「通期連結業績予想の上方修正に関するお知らせ」にて公表いたしました予想値を据え置きます。今後の市況や業績動向を踏まえ、修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。