<動意株・30日>(前引け)=極東産機、双信電機、Tホライゾン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/30 11:34
<動意株・30日>(前引け)=極東産機、双信電機、Tホライゾン  極東産機<6233.T>=カイ気配。同社は28日取引終了後に、21年9月期第2四半期累計(20年10月~21年3月)の連結業績予想を修正。今期から連結決算となっているため前年同期との単純比較はできないが、売上高は46億7400万円(従来予想は44億500万円)、営業利益は1億7900万円(従来予想は4000万円)になったようだと発表した。足もとでインテリア事業部門が自動壁紙糊付機を中心に売り上げが増加しているほか、畳事業部門でものづくり補助金採択先への販売が順調に推移し、産業機器事業部門も好調なことなどが主な要因。営業利益については、売上高の増加に加え、利益率の高いオリジナル製品の売り上げが伸びたことが寄与した。あわせて、21年9月期通期の連結業績予想も修正。売上高見通しは93億7000万円(従来予想は92億3500万円)、営業利益見通しは3億円(従来予想は1億7000万円)にそれぞれ上方修正した。

 双信電機<6938.T>=ストップ高。情報通信向けや産業機器向けを中心にノイズ除去フィルターなどを主力展開している。同社は28日取引終了後、21年3月期決算発表と22年3月期の業績見通しを発表した。22年3月期は営業利益段階で6億円(前期比6.9倍)という高変化を見込んでいる。ノイズ関連機器は中国経済回復を背景とした工作機械市況の回復や、高速通信規格5Gの拡大及びデータセンター増設需要などが追い風となっている。株価はこれを評価する買いが集中する格好となっている。

 テクノホライゾン<6629.T>=大幅反発。4月下旬から調整色の強い展開を強いられてきたが、きょうは満を持しての急反発で25日移動平均線を上回ってきた。同社はレンズ技術分野を強みに光学機器に展開、監視カメラやドライブレコーダーで高い商品競争力を誇る。特に直近はGIGAスクール構想の影響がビジネスチャンスの拡大につながっている。28日取引終了後、21年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の250億円から264億円(前の期比18%増)、営業利益は20億円から24億円(同66%増)に増額した。更に年間配当を従来計画に5円増額し20円(前の期実績15円)とすることも併せて発表しており、これが株価を強く刺激する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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