三精テクノロ、前期最終を一転黒字に上方修正

　三精テクノロジーズ <6357> [東証２] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の2.4億円の赤字→7億円の黒字(前の期は14.2億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の4.9億円→14.3億円(前年同期は13.4億円)に2.9倍増額し、一転して7.2％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、コロナ禍が続く厳しい環境下ではありましたが、舞台機構や遊戯機械の分野で工程管理や工事採算の改善に注力したことや、仮設舞台設備の分野で増えてきたネット配信コンサートや集客緩和期におけるコンサート・イベントの受注に積極的に取り組んだこと等が収益面で寄与し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回業績予想を上回る見込みとなりました。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および合理的と判断する一定の前提に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。