マンダム、前期経常を赤字縮小に上方修正

　マンダム <4917> が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の6.5億円の赤字→2.8億円の赤字(前の期は67億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の18.5億円の赤字→14.8億円の赤字(前年同期は15.9億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウィルス感染拡大による影響が不透明な中、経済活動の落ち込みによる売上高の減少を想定した修正発表を 2021 年 2 月 2 日に行いました。 連結及び個別の売上高においては足元の業績を踏まえ、概ね予想通りの見込みとなります。しかしながら、営業利益、経常利益、当期純利益におきましては、売上高の変動に合わせた、販売費の抑制、一般管理費の削減により、損益の改善が見込まれましたので、2021 年 3 月期の連結及び個別の通期業績が 2021 年 2 月 2 日発表の予想をいずれも上回る見通しとなり、ここに業績予想を修正いたします。