セプテニＨＤ、今期最終を60％上方修正・5期ぶり最高益、未定だった配当は1.4円増配

　セプテーニ・ホールディングス <4293> [ＪＱ] が4月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の15.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の17.8億円→28.5億円(前期は14.6億円)に59.7％上方修正し、増益率が21.9％増→94.7％増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益は前年同期比65.4％増の12.7億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は3.4円(前期は2円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の7.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.5％→19.4％に急上昇した。

株探ニュース