売り推奨は何故必要か?
株で財産を形成する時に、大事なことは何でしょう?
列挙しますと、次のようなことが挙げられましょう。
・銘柄を買う(銘柄選択)
・良いタイミングで買う(買いタイミング)
・時流に合った銘柄を買う(危険度の高い時はディフェンシブ(守りの)銘柄を買うなど)
・買った銘柄を良いタイミングで売る(売りタイミング)
・暴落時の対応を行う
・投資金額に見合ったウェイトで買う
・適切なタイミングで適切な銘柄に入れ替えを行う
などとなりましょう。
株には、多岐にわたる情報が必要であり、その都度その都度、重要なことは変わっていきます。
どうしても、「銘柄を買う」ということばかりに目が行きがちですが、株に必要な情報はそれだけはなく、それ以外の情報もとても重要となります。
もし、「銘柄を買う」という情報だけを使って、株をやったらどうなるでしょう?
目に見えているのは、塩づけ株がどんどん積みあがっていくことです。
含み損を抱えてしまった不良な資産が家計の中に、出来ていくことを意味します。
これでは、何のために株をやっているのか分からなくなってしまいます。
含み損は一回抱えると、損失は拡大していく可能性が高く、長い間の悩みの種になりかねません。
放置できる性質のものではありません。忘れればなんとかなるというよりも、放置したら更に悪化していく性質のものです。
「がん」のようなものです。
売るということは、長い間、苦しまなければいけない悩みの種を、さっさと摘むことを意味します。
その時は苦しいかもしれませんが、後はとても楽になり、前向きになるのが常です。
例えば、売ってから3%でも下がれば、もう一回買ったとしても、3%分は安く買えるから有利な買いものになるのです。
本当に良いと思っている銘柄であれば、そうすれば良いのです。
売って買い直すことがいつでも出来るのが株です。
買いだけを薦めていくと、必ず、塩づけ株がどんどん作られていきます。
だからこそ、買い推奨は厳選することが重要で、厳選されていない情報で購入を続けていくと、売却が大変です。
売却して現金化すれば、何度も挑戦を繰り返すことが出来、様々な相場に対応が可能になるのです。
売却は、とても勇気がいりますし、思い切りが必要です。
しかし、「先述した3%でも下がれば有利」ということを肝に銘じれば、もっと楽に売れるようになり、再スタートを切れ、状況が大きく変わっていく契機となりましょう。
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