NY株式市場(22日)米国で2億回を超えたコロナ・ワクチン接種への期待感が根強い−シカゴ連銀指数は予想を上回る
22日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底堅い取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、寄り付きで前日に上昇した反動から強まりやすい利益確定売り圧力を意識しながら方向感を探る動きが見られよう。
ただ、取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、54.7万件と市場予想(61.0万件)を下回ったことから、雇用面からもコロナワクチンの接種回数が2億回を超えて前日に強まった景気の回復期待をさらに後押ししそうだ。
同じく取引開始前に発表された3月シカゴ連銀全米活動指数は1.71と市場予想(1.25)を上回ったことも、ダウ平均の底固さに繋がろう。
ダウ平均は、前日の下落局面で下値のサポート・ラインと見られていた10日移動平均線(3万3873ドル)を割り込んだあとに買い戻しが優勢となり、押し目買い意欲の強さが確認されたばかりで、積極的に売り込みにくい相場環境となりそうだ。
ニューヨーク株式市場では、引き続き世界的なコロナ感染の再拡大を警戒しながら下値を拾う動きがどの程度見られるのか、連日で相場全体の買い意欲の強さが試されそうな一日となる。
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